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近年、誰もがイメージする結婚式や披露宴では満足できないカップルが増えてきています。
従来の結婚式では招待客の決定や誰にスピーチをお願いするかなど、堅苦しいしきたりもあって自分達二人の晴れ舞台というより、他人の目を気にしなくてはいけないと窮屈に思うカップルも多いようです。
また、一番気になるのがその高い費用。お祝儀をもらえるとはいえ、自腹の費用だって馬鹿になりません。そういった背景から最近は結婚式を挙げない「なし婚」を選択する人達も多いようです。
ただ、なし婚を選んでもせっかくだったら結婚の記念に残るものを残したい…というカップルもいますよね。そんなカップルには筆者も経験したフォトウェディングがおすすめなんです。
フォトウェディングという選択肢
フォトウェディングとは、結婚式は挙げないもののウェディングドレスや和装を着て写真撮影を行うというもの。一生の思い出をデータとして保存でき、SNSにアップしたり、年賀状の写真として使用することで親戚や友人に結婚したことを簡単に報告できるのも嬉しいですよね。
撮影場所も人によってさまざま。国内にとどまらず、ハネムーンで訪れた海外でというのも一案です。
フォトウェディングをやろうと思ったワケ
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筆者は幼いころからビーチウェディングに憧れていました。白い砂浜、青い空と海、さんさんと光り輝く太陽。たくさんの人に祝福されて挙式するはずでしたが、まさかの国際結婚!
日本で挙げても彼の母国で挙げてもどちらかのゲストは必然的に少なくなってしまいます。それに加えて多忙な仕事スケジュールの合間を縫って結婚式準備を進めるのはあまりにもストレスフル!ということで、正式な結婚式は生活が落ち着いてから挙げることにして、フォトウェディングのみ先に済ませることにしました。
フォトウェディングの準備
フォトウェディングの準備は結婚式準備に比べてとても簡単でした。検討したのは、以下の4つ。
- どこで撮影するか
- 写真撮影を誰に頼むか(現地のフリーランス?日本のブライダル会社のパッケージ?)
- 何を着るか(ドレス?和装?)
- 予算
撮影場所の決定
撮影場所はハネムーン先のグアムに決めました。グアムならきれいなビーチもあって、日本からもそう遠くないのでフォトウェディングを入れてものんびり過ごす時間を確保できると考えたからです。
フォトグラファーの決定
まずはInstagram等で海外のウェディングフォトをリサーチしてどんな雰囲気の写真が撮りたいのかを決めました。筆者はナチュラルな雰囲気のビーチウェディングというテーマで撮りたかったので、ビーチ撮影がOKで柔軟にリクエストを聞いてくれるフォトグラファーを探しました。
現地のフリーランスフォトグラファーにメールで問い合わせたりもしましたが、ビーチ撮影には撮影許可が必要ということが判明したので、すでに許可を得ているブライダル会社のパッケージでいくことにしました。
衣装の決定
衣装は日本のレンタルドレスを持ち込みにしました。その方が事前に自分の体形に合わせたお直しをしておけるし、現地のドレスより選択肢が多かったからです。
ちなみに持ち込み料はかかりませんでした。かなりお手頃な価格で、デザインもとても可愛いエンパイアラインドレスにしました。
予算
予算は衣装代、ブーケ代、撮影代、写真データ等すべて込みで30万円程度。最終的には少しオーバーしましたが、大きなずれはありませんでした。
当日はトラブルもなく無事終了!
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今回のフォトウェディングで一番気にかけていたのがブーケの手配。ブライダル会社に頼むと安い造花かものすごく高い生花しかなく、デザインもまったく自分好みのものではなかったので現地のお花屋さんでオーダーしてホテルまで届けてもらうことにしました。
本当に時間通りに思った通りのブーケを届けてくれるのか少々ハラハラしましたが、結果は完璧でした!7000円くらいでブーケ、花冠、ブートニアを調達できました(ブライダル会社に頼むと3万円しました)。
ブライダル会社の試着室でドレスに着替え、日本人のヘアメイクさんにばっちり整えてもらい、いざビーチへ!事前にこういう写真が撮りたいという見本をメールしておいたので順調に進みました。
「うらやましい!」と言われるアルバムが完成!
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結婚式は挙げずにフォトウェディングだけやると伝えたとき、周囲はそろって「結婚式はやった方がいいよ!」「いつかやると言って結局やらないんじゃないの?」ネガティブな反応……。
しかし、出来上がったアルバムを見せると「うらやましい!」とみんなが言ってくれました。
等身大の自分達を反映させた結婚イベントを!
現在は結婚して4年目になりますが、結婚10周年にヨーロッパで静かな結婚式を挙げようと話していて、それまで計画したり結婚式の想像したりするだけで幸せな気分になります。
結婚のカタチだってさまざまな世の中。結婚イベントだってカップルが自由に、等身大の自分達を反映させていいんです!
フォトウェディングはたくさんの選択肢があり柔軟に計画できるので、ぜひ試してみてください。
(image by amanaimages 1234)